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「後回し」にしない技術を読んでみた!!

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「後回し」にしない技術

今日は、後回しにしない技術という本を読んでみましたので、その中での印象に残ったところや感想をお話していきたいと思います。
この本のタイトルにある通り、この本には後回しにしない方法が色々と書かれています。
後回しにしない技術として、この本では全体として3つに分けて構成されており、決心すること、実行すること、維持することの3つに分けて説明がされていました。
それでは、各項目で自分が印象に残ったところを説明していきます。

決 心 す る こ と


1.ゴールではなく、プロセスを考えること

私たちは、こうなりたいと夢をもったときに、その夢を叶えたいと自分自身が強く願えば、いつか願いは叶うと思いがちです。
しかし、ゴールばかり考えていても、夢を達成することは出来ません。
ゴールばかり考えずに、その夢を実現するための道筋を探し出し、今やるべきことを考えて、ひとつずつ実行していくことが重要になります。
やるべきこととして、
① 夢を実現した状態をイメージすること
② その夢を実現するための道筋を考えること
③ 夢の実現のために、今日今すぐできる一歩は何かと考え、そして実行するこ

2.逆算スケジュールを取り入れること

目標を達成しようと考えるときに、現在を起点にして目標達成の計画を立てて実行してしまうと、本来やるべきことより目先の急ぎの用事を選ぶ可能性が高くなり、本来の目標を達成することが出来ません。
しかし、目標達成を基準にして、逆方向から現在の状況を見ることで、現時点でやるべきことが明確になり、行動についての選択の幅が狭まり、目標と関係のないことを避けるのが容易になり、目標達成のために必要な行動を行うことが出来るようになります。

3.目標を公開すること

我々は、夢や目標を持った時に、そのことを他人に公開したり、宣言したりすることを躊躇してしまうことが多いです。
しかし、夢や目標について、宣言や公開をしたりしないことは、決心しないことと同じことです。
人は、言葉や文章で自分の考え方を公開すると、その考えを最後まで守ろうとする傾向がありますので、公開することは目標達成のためには非常に大事なこととなります。

 

実 行 す る こ と


1.ふたつの締め切りを作ること

我々は、計画を立てて実行しようとするときに、先延ばしにすることが多々あります。先延ばしをした結果、締め切りに追われて、時間が足りなくなってしまうことが幾度となくあると思います。
計画を立てて、実行する中で重要なこととして、いつから始めるかという「開始デッドライン」といつまでに終わらせるかという「終了デッドライン」の二つの締め切りを作ることです。ふたつの締め切りを作り、その開始デッドライン前に始める習慣と終了デットライン前までに終わらせる習慣を作っていくことで心に余裕が出てきます。

 

維 持 す る こ と

1.理想の自分をイメージすること

人間は、自分自身はこんな人間だと自分をイメージすれば、本当にそのような人間になり、行動していきます。
日常の生活において、いくら努力しても行動が変わらないことがあれば、行動を変えようとするのではなく、自分自身に対するイメージを変えていくことが大事になります。
今までの自分とは違う行動をしたいと考えているのなら、まずは自分がこうありたいと望む自分の姿を具体的にイメージして、それを頭に刻み込むことが大切です。そうすることで行動が少しずつ変わっていきます。

2.効率と効果の違いを知ること
まず、仕事を例にとって、効率と効果について考えてみると次の通り説明することが出来ます。
効率的に働くということは、成果とは関係なく仕事を行うことで、仕事自体には慣れてきて、スムーズに進めていくことです。
効果的に働くことは、成果や寄与度を高める仕事をすることを言い、目に見える形で成果を出していくことです。
我々の大半は、効果を考えずにただ目の前の仕事に対して、一生懸命働いています。我々は、一生懸命に働いているのに、なぜ望むものが手に入らないんだろうと悩んでしまっていますが、効果を考えずに働いていてもずっと望むものは手に入りません。
効率と効果の違いを認識して、効果的に行動していくことが重要なことと言えます。

最後に自分がこの本でもっとも印象に残った言葉として以下の言葉があります。
毎日1%だけ、昨日と違うことを実行しよう!
昨日の自分から成長していくためには、他人と同じことをしていてはなかなか成長することは出来ません。自分自身にとって、この言葉がとても心に残っていましたので、皆様に紹介させていただきました。

この本を皆様にもぜひ一読していただきまして、より充実した生活を送って頂ければと思います。今日もご覧頂きまして、誠に有難うございました。

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