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【幸福のための人間のレベル論📖】要約

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 幸福のための人間のレベル論 

 今日は、【幸福のための人間のレベル論】という本を紹介します。
 著者は、藤本シゲアキさんという方になりまして、10代、20代はバンドマンとして活動しておられ、30歳を目前にホスト業界に転身をし、その後、ホストクラブオーナーを経て、現在は悲恋改善アドバイザーとして活動しておられる異色の経歴の持ち主となります。
この本では、人間を次のように4つのステージに分けて、上に上がるほど幸福を感じるようになると説明されています。

            人間の4つのステージ
  

第三階層 悟りステージ(お釈迦様、ペガサスフィールド)


第二階層 気づいているステージ(ライオン、ねこフィールド)


第一階層 気づいていないステージ(ハリネズミ、チワワ、うさぎフィールド)


最下層  人でなしステージ(きつね、けだものフィールド)


    

全人口の8割は、気づいていないステージにいます。
残りの2割が気づいてるステージにいるよ。

 この本では、気づいていないステージから気づいているステージに上がることで生きづらさから抜け出して心から幸福を感じられるようになると説明されています。

   では、ここで気づいている人と気づいていない人の違いを説明します。

 気づいているステージの人と気づいていない人の違い
  


1.現状の自分に対しての考え方

気づいている人
目の前に起こっている現実は、すべて過去の自分が選択した結果である。
気づいていない人
現実から目を背けていて、全てを自己責任だとは思っていない。

2.世間や他人の評価に対しての考え方

気づいている人
自分の軸をもっていて、他人の意見や評価に振り回されない考え方を持っている。
気づいていない人
世間や他人の評価に縛られていて、他者が望むあなたを歩んでしまっている。

3.悪い出来事や逆境に対しての考え方

気づいている人
この悪い出来事や逆境は、自分にとってどんな試練なんだろうと考える。
そして、【挑む】か【避ける】を選択する。
気づいていない人
なんで自分ばっかりこんな目に遭うんだと自分の不運を嘆くだけで、自分にとって、
どういう意味があるのかは考えない。

  

気づいているステージの人は、上記のような考え方を持っているからこそ、
人生における幸福感が高いんだね!


        

         気づいている人になるには?


1.自己肯定感を高めること
  
  今の自分をこのままでもいいんだと認めてあげて、決して世間体や人の評価に縛ら
  れないようにすることが大切です。
  自己肯定感を高めるための方法として、思わずテンションが上がる小さな出来事を
  日常にちりばめて、自分がいいなと思ったものは妥協せずに選択することが大切で
  す。
  例えば、1280円のランチが美味しそうで食べたいけど、こっちの定食が680
  円が安いんだよなあと思った時に、妥協せずに1280円のランチを選びましょう
  。
  妥協した選択は、妥協した分の結果と満足感しか得られません。
  妥協せずに選ぶことで、真にやりたいことを選択できるようになり、世間体や人
  の評価に縛られず、自己肯定感を高めていけるようになっていきます。


2.やりたいことはやる、やりたくないことはしない
          
 やりたいことはやる。
  自分がやりたいことを決めて、それに向けて行動することが大事です。
  まず前提として、そもそもやりたいこととは何なのか?を整理していきたいと思い
  ます。
  やりたいことは以下の4つの欲求で構成されます。
   1.好奇心
     わからないものに対して、その理由や意味を知りたいといった、物事を探求
     したいという欲求です。
   2.能力の上昇
     自分にある能力や出来ることを向上させ喜びを得たいという欲求です。
   3.主体性意欲
     自分の意思や判断で責任を持って、選びたいものをちゃんと選びたいという
      欲求です。
   4.他者との結びつき
     自分と他者とをつなぎ、関係築きたいという欲求です。 


 やりたくないことはしない。
  やりたいことが決まったら、その目標のためにやりたくないことを排除しなくては
  なりません。
  その時に問題となるのが、【世間体や人の評価】に縛られてしまい、やりたくな
  いことをやってしまうことです。
  そのようにならないために以下の考え方が大事になります。

   1.恩を今返そうとしない
     自分のやりたいことを貫こうとすると、犠牲になる人が出てきます。その時 
     は、今、恩返しをしようと考えずに、後で恩返しをしようと考えることが大
     事です。
           
   2.万人に好かれようとしない
     262の法則と呼ばれるものがあります。
     この法則に従って、自分の夢についての応援してくれる人を説明すると以下
     の通りとなります。
      全体の2割はあなたの夢を応援してくれる人
      全体の6割はあなたの夢に興味がない人
      全体の2割はあなたの夢を否定する人

上記の考え方を理解していると、万人に好かれようとする行為はいかに無意
味なことであるかということがわかります。

自己肯定感を高めて、やりたいことをやり、やりたくないことをやらないことが自己幸福感を高めていくためには重要なんだね!


     以上が、私が【幸福のための人間のレベル論】を読んだ中での印象に残ったところの要約となり
    ます。みなさんもこの本を是非一読して頂ければと思います。
    今日も御覧頂きまして誠に有難うございました。

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