読書

【幸福の資本論~あなたの未来を決める3つの資本📖】要約

kazushoshikazushoshi

【幸福の資本論~あなたの未来を決める3つの資本📖】要約

 今日は、【幸福の資本論~あなたの未来を決める3つの資本】を読んで見ましたので、ご紹介していき
 たいと思います。
 著者は、橘玲(たちばな あきら)さんという方が執筆をされています。
 橘玲さんは、金融小説【マネーロンダリング】で作家デビューをされていて、ベストセラーとなった著
 書【お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方】をはじめ、様々な本を執筆されています。
 今回紹介する幸福の資本論は、我々が人生の中で幸福を感じるためには何が必要であるかが記載されて
 おりまして、非常に参考になる書籍でした。
 
 これから、自分が本を読んだ中で印象に残ったところをご紹介させて頂きますので、是非ご覧下さい。

幸福になるための3つの資本と幸せになるための方法


1つの目の資本 金融資本

お金は幸福になるもっとも確実な方法です。
その中で、お金と幸福に関する法則が示されています。
① 年収800万円(世帯年収1500万円)までは、収入が増えるほど幸福度は増す。
② 金融資産1億円までは、資産の額が増えるほど幸福度は増す。
③ 収入と資産が一定額を超えると幸福度は変わらなくなる。
以上の法則が示されています。
このように、お金が増えれば増えるほど、幸せが増えるわけではなく、お金で得る幸せには上限があります。
しかし、そのなかでも確実に幸福度を上げる方法は、やはりお金持ちになって経済的独立を実現する方法
が最も最適な方法になります。


2つめの資本 人的資本

人的資本とは、私たちが働くことよってお金を稼ぐ力のことです。
この人的資本の投資ついては、次のようなルールがあります。
①収入は多ければ多いほど良い。
②同じ収入なら安定してい方が良い。

このルールは株式取引などの金融取引と同じルールですが、人的資本には、金融取引にはない次の特徴
があります。
同じ収入なら(あるいは収入が少なくても)自己実現できる仕事が良い。
よって、私たちは働くときにつぎの2つの目標を設定して、自分が満足できる人的資本を達成していく
ようにしましょう。
1.人的資本からより多くの富を手に入れること
2.人的資本を使って自己実現できる仕事を行うようにすること
自己実現できる仕事を自分の仕事にするには、自分の好きなことに人的資本のすべてを投入することで
す。自分の好きなことが仕事になれば、自己実現できる仕事を手にすることが可能になります。


3つ目の資本 社会資本

社会資本とは人間関係におけるつながりのことです。
社会資本には、金融資本、人的資本にはない大きな役割があります。
それは、【幸福】は社会資本からしか生まれないということです。
人間関係には、3つの世界があります。
① 愛情空間
  家族や恋人などの人間関係で、私たちの人生の価値の大半を占めています。
② 友情空間
  親しい友達などの人間関係で、20から30人くらいになります。
③ 貨幣空間
  地元の八百屋さん、オンラインショッピングでの売主さんといったお金を媒介した関係のこと。
  この範囲は無限大になります。

幸せな人生の最適ポートフォリオは、大切な人とごく小さな愛情空間を核として、貨幣空間の弱い繋がりで社会資本を構成することで実現する方法が理想になります。
強いつながりを恋人や家族に最小化し、そこに注ぐことで幸福度は濃くなっていきます。そして、友達関係を含めたそれ以外の関係については、いじめなどの排除や差別を生む原因となる一体感を求める強いつながりではなく、全て貨幣空間に置き換えることで寛容な関係を築いていくことで出来るようになります。
仕事においては、ひとつの組織に依存するのではなく、スペシャリストやクリエイターとしての人的資本(専門的な知識や技術等)を活かし、自分が気に入った仲間と仕事をするようにすることで、人間関係にストレスを感じることなく、自己実現が出来るようになります。

金融資本・人的資本・社会資本の3つを理解して、自分の人生においてどの資産をどのような形で形成してく必要があるか?について、この本を是非読んで頂いて、一度考えてみて下さいね!

 以上がこの本を読んだ中で印象に残ったところとなります。
 上記以外にも非常に参考になる情報が沢山掲載されていましたので、皆様も是非一読して頂ければと
 思います。
 本日も御覧頂きまして誠に有難うございました。

ABOUT ME
kazushoshikazushoshi
kazushoshikazushoshi
記事URLをコピーしました