読書

やることが多すぎて、困ったときはこの一冊!

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限りある時間の使いかたを読んでみた

私たちは、日々忙しさに追われて、生活をしています。
例えば、仕事が1つ終わって、ほっとしているのもつかの間、また次の仕事が舞い込んできます。
この忙しさの中において、いかに効率的にすることで時間を有効に使うかを考えています。
その中で私たちは、【生産性】という言葉にとらわれて、日常生活を効率化しようと考えています。
しかし、どんなに効率化しようとも、日常の忙しさは変わりません。
そのような日常の中では私たちは、本当に大事にするべきことに目を反らして、蓋をしてしまっています。
今日、紹介する【限りある時間の使いかた】という本は、このような生活において、時間をどう使うかに
ついて紹介されています。
これから、紹介する10のツールは皆様にとっても、時間管理を考えさせられる内容となっておりますので、是非御覧下さい。

有限性を受け入れるための10のツール

   1.開放と固定のリストを作ること
     日々のやることをリスト化するときに開放リストと固定リストの2つを設けることが大事
     です。
     開放リストには、やるべきことを全て入れ込みます。
     次に開放リストからやるべきである重要なことを上から5つ選んで固定リストへやるべき
     ことの一部を入れ込みます。
     しかし、この時、最大5個のように固定リストの上限を決めておくこと
     ※5個はあくまでも参考です。皆様なりの上限を決めて下さい。
     固定リストの数は決めた数以上は絶対に増やさないこと
     固定リストを1つ消化したら次に開放リストから固定リストへ移動すること

   2.先延ばし状態に耐える
     人はやることが多すぎると、同時に色々なことに手を付けてしまいがちです。
     そのような時は、自分が決めたひとつの大事なことのみ集中すること
     ひとつの大事なこと以外の多くのことを先延ばしにした状態を耐える力をつけていくこと
     が重要です。

   3.失敗すべきことを決める
     あらかじめ許容できる失敗を決めておくこと
     そうすることで日常生活においてバランスを崩すことはなくなります。
     例えば、ふろの掃除や庭の手入れは失敗してもいいこととリストに入れておく
     と、仮にそのことをしていなくても自分のことを責めなくて済む
   
   4.できなかったことではなく、できたことを意識する
     何もかもやり遂げようとすることには終わりがありません。
     やったことリストを記入していくことで充実感と達成感が得られます。

   5.配慮の対象を絞り込む
     日常には自分では処理しきれない量の情報が飛び交っている
     このような情報が飛び交う中で、自分が配慮するべき問題にのみ注力することが大事である
     自分の限りある配慮を集中的に注がなくてはならない

   6.退屈で、機能の少ないデバイスを使うこと
     退屈なときは、我々はスマホなどに現実逃避をしがちです。
     それを回避するために、機能が最小限のスマホをもつようにしよう

   7.ありふれたものに新しさを見出すこと
     ありふれた日常の一瞬一瞬にもっと注意を払うことが大事です。
     その時に、別の行動をとろうとするのではなく、今ある生活の内側に新しさを見つけること
     例えば、気まぐれに散歩してみたり、写真を撮ったりもいいと思います。 

   8.人間関係に好奇心を取り入れる
     自分の時間をコントロールしたいと考えると、人間関係で問題起こります。
     相手のこともコントロールしようとして、相手との関係性も悪化します。
     相手のことをコントロールしようとせず、相手に対して興味をもつことが大事です。
     他人と接するときに好奇心をもっていれば、ニュートラルに他人を受け入れること
     が出来ます。

   9.親切の反射神経を身に付ける
     親切な行動をすることは、自分自身を幸せな気分にしてくれます。
     よって、親切にしたいと思ったら即座に行動に移すことが大事です。

  10.何もしない練習をする
     我々は日常において、何かしないと気が済みません。
     そのことで間違った時間をつかってしまうことが多々あります。
     おすすめは、5分か10分でいいので何もしない訓練(瞑想)
     何もしないことが出来る人は自分のために時間を使えることが出来るようになります。


  以上が、この本での自分が印象に残ったところになります。
  皆さんも是非一読してみて下さい。
  今日も御覧頂きまして、誠に有難うございました。

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