読書

エッセンシャル思考をよんで!!その6

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~エッセンシャル思考~
著 グレッグ・マキューン氏

今日は、第12章からの概要と感想を説明させて頂きます。

第12章 キャンセル ~過去の損失を切り捨てる~

結果がずっと出ていないプロジェクトにひたすら時間やお金だけを費やしたにも
かかわらず、それが結果につながらないことがあると思います。それなのに、い
つまでも損切りが出来ずに無駄な投資を続けてしまいことが往々にして見受けら
れます。
そのような状況の時に、エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考では次のよ
うに考え方に違いがあります。

エッセンシャル思考
・もしもまだ1円も払っていないとしたら、今からこの企画に投資するだろうか?
・今これをやめたら、何に時間とお金を使えるだろうか?
・すすんで損切りをする
非エッセンシャル思考
・こんなに金をかけたのに今さらやめられない
・やりつづければ、いつか報われるはずだ
・失敗を認めたくない

このように、非エッセンシャル思考の人は、過ちを認めず、上記の様な悪循環にはまり込んでいきます。しかし、エッセンシャル思考の人は、自分の過ちを素直に認め、悪循環を抜け出すことが出来るのです。

次に、この本において上手に手放すテクニックが紹介されていましたので、説明させて頂きます。

1.ゼロベースで考える。
今まで、使っていた時間の配分をいったん忘れて、何もない状態にします。
そして、そこから再度、時間やお金、エネルギーの使い方を考えてみます。それによって、今まで惰性でつづけていたことが発見でき、それらをやめることができます。
2.逆プロトタイプ
今やっていることを試験的にやめてみて、これからの中で何か不都合があるか確認してみるということです。
例えば、お客様や友人、家族のために苦労して、やってきたことであるが、いざ止めてみると、実は相手にとって何の意味もなかったということがあるのであれば、その行動をやめてみるか、あるいはもっと簡素化してみることをお勧めします。

 

この章の中で自分として感じたことは、惰性でやり続けている事がある中で、自分自身がそれを無駄な事であると否定するのが怖くて、そのままやり続けていることが沢山あるということを改めて考えさせられました。
今まで費やしてきた時間とお金が無駄になると考えて、いつか花が咲くだろうと思いやり続けていることがいかに愚かなことであるか、この章を読んで感じます。
自分自身の行動について、やめるという選択がいかに重要であるかということを心にとどめて、今後の自分の行動の指針としていくことに出来ればと思いました。
今日もご覧頂きまして、誠に有難うございました。

 

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