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7つの習慣を読んで!!

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7つの習慣 を読んで

今日は、7つの習慣という本を読んでみた中での感想をお話しさせて頂きたいと思いまいます。この本は、スティーブン・R・コヴィー氏が執筆されて、1989年に刊行されました。成功を手に入れ、充実した人生を送るためのバイブル的な本として、全世界で4000万部も売れた本になります。自分も非常に興味がありまして、読んでみた中での感想と概要を紹介したいと思います。
この本に記載されている7つの習慣とは以下の通りとなります。

第1の習慣 主体的であること
第1の習慣として、ある出来事が起きたとき、それに対して反応的に行動するのではなく、自分の中で一旦立ち止まって、どのように行動するべきかを考えて、主体的に行動を選んでいくことが重要であると説明されていました。
例えば、上司が言ったから、親が言ったから、自分はこのように行動した。いうのが反応的な行動です。しかし、そこに自分の意思はありませんので、立ち止まって自分自身の意思を持って、行動することが大事になってきます。
その他に、この本では「関心の輪」と「影響の輪」という言葉が紹介されていました。
「関心の輪」とは、過去の失敗、背が低いとか自分では変えられないことをいいます。
「影響の輪」とは、今日やるべき事、学校の成績など自分で変えられることをいいます。
日常生活において、自分自身が考えたり、悩んだりしていることがどちらの輪に入っているかどうか考えてみて、関心の輪に入っていることはそれ以上考えても自分ではどうしようもないので考えずに、影響の輪の中にあることだけに自分の時間とエネルギーを使っていくことが重要になります。

第2の習慣 終わりを思い描くことから始まる
自分の人生のゴールを明確に決めることで、そこから逆をたどれば、今、何をするべきかが明確になります。自分自身のゴールを思い描くことで、自分の人生を力強く引っ張っていってくれることになります。

第3の習慣 最優先事項を優先する。
ここでは、人の行動について4つの領域に分けて説明がされていました。
第一の領域 緊急であり、重要でもあること
例 期限のある仕事、けがや病気の治療
第二の領域 緊急ではないけれど、重要なこと
例 自分の将来について考える時間、ステップアップのための勉強、大事な人と過ごすこと
第三の領域 緊急ではあるけれど、重要ではないこと
例 つきあいのための意味のない食事、急に頼まれた雑用
第四の領域 緊急でも重要でもないこと
例 意味のない長電話やメールのやりとり、ひまつぶしのゲーム
ここで重要なことは、第二の領域が自分自身にとって、一番大事なことであると認識をして、ここに一番時間を割くことです。
日頃の生活の中で、今自分がやろうとしていることがどの領域に入ることかを見極めて、行動を選択していく必要があります。
第二の領域を優先するために、必要なときには勇気をもって断る、人の力を借りることで優先すべき行動を行うことが出来るようになっていきます。

第4の習慣 WinーWinを考える。
自分たちは普段人間関係を、自分が勝つか負けるかで考えてしまいがちです。
ここで重要なこととして、自分だけが勝つのではなく相手も勝つ、あるいはどちらもが納得のいく結果を探していくという考え方です。
人生を、競争の場として考えるのではなく、力をあわせてみんなで幸せになろうと考えていくことが非常に重要なことです。
この章で自分が印象に残った言葉は「豊かさマインド」という言葉です。「豊かさマインド」とは、すべての人が幸せになれる、幸せは、みんなに行き渡るだけたっぷりある。という考え方です。この考え方を普段の生活でも心がけ、みんなで幸せを享受できるような環境を目指していければと思いました。

第5章 まず理解に徹し、そして理解される。
相手の気持ちを理解するためには、まず「聞き上手」になることが大切であるとのことです。人は、普段自分の気持ちを分かってもらいたいと思い、自分の意見を聞いてもらおうとすることが多いです。しかし、ここで重要なことは、まず①相手を理解する。②自分を理解してもらう。この順番が非常に重要になります。

第6書 シナジーを創り出す。
相手と意見が違うとき、自分の主張を通したり、相手の意見を受け入れて、自分の意見を引っ込めたりすることが日常生活において、沢山あると思います。
しかし、このような状態では、どちらも考えもしなかった第3の案が出ることはありません。
相手と意見が違うときは、お互いの意見をそれぞれ理解していくことで、いままで考えもしなかったアイデア、つまり第3の案を見つけ出すことが出来ます。

第7章 刃を研ぐ

自分という道具の手入れをすることが大事であると述べられています。
具体的に何をするべきかということですが、私たち人間は「からだ」、「心」、「知性」、「人間関係」の4つの要素で形作られています。
この4つの要素を先程から説明した第1から6章までを実践して、磨いていくことが大事になってきます。

以上、簡単ではありますが7つの習慣を読んだ中での感想と概要を説明させて頂きました。
この本には、他にもまだまだ重要なことが記載されていますので、皆さんもぜひこの本を手に取っていて頂いてご覧頂ければと思います。

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