お金の守り方を学びたいならこの一冊!
お金に困らない方法を教えてください!を読んでみた
今日は、【貯金すらまともにできていませんが、この先ずっとお金に困らない方法を教えてください!】という本を読んでみましたので、自分が印象に残ったところをご紹介していきたいと思います。
この本の著者は、大河内薫氏という方になりまして、職業が税理士であり、youtubeでも活動しておられ、お金の授業をされています。
この著者の願いとして、「お金の教育を義務教育に導入すること」を目標に日々、熱心に活動されています。
では、自分がこの本で印象に残ったところを紹介していきます。
1.無駄な保険に入らないこと
多くの方が、将来の不安から様々な民間保険を契約しています。
しかし、私たちが住んでいる日本の公的保険は世界一の保険であることを忘れてはいけません。
高額療養費制度は、その最たる制度になります。
この制度は、私たちが病気をして入院した場合の入院費用について、限度額を超えた部分ついては後でお
金が戻ってくるという制度です。
例えば、年収500万円の人は月に約9万円を超える分は、それ以上入院費を負担する必要はありませ
ん。
このように、日本には世界最強の保険がありますので、使いもしない民間の保険を何個も契約している
とそれだけで無駄な出費になってきます。
2.つみたてNISAやiDeCoを使って、長期投資をしていくこと
少し前に、老後2000万円問題ということが話題になりました。
そして、お金についての将来への不安のために貯金をしようと頑張っていると思います。
しかし、銀行の利息が年0.002%という超低利率となっている現状があります。
その中で、今現在、物の価格が上がるというインフレが全世界で起きています。そんな世の中では、貯金だけしていっても、インフレにより金の価値は下がる一方になります。
そうならないために、我々は投資をすることでお金に働いもらい、自分たちの資産を増やしていく必要があります。そのための制度がつみたてNISAやiDeCoになります。
このつみたてNISAやiDeCoを通じて、伝統的なインデックス投資を行うことで、将来の不安はかなり減ってくると思います。
3.日常に潜む罠からお金を守ること
私たちの周りには、お金を失う罠が沢山あります。
例えば、「毎月5%の配当を約束します!」といった具合で投資勧誘があったりした場合に飛びついてしまってはいけません。
前提として相場を知ることが大切です。
相場をするための参考になる話として、世界の投資家の中でも神様と呼ばれているバフェットという方がいまして、その方の平均利回りが約20%であると言われています。
この知識を前提として、先ほどの配当を計算してみますと年60%利回りとなります。投資の神様でさえ20%なのに、60%を約束するといった投資はありえないし、この配当は詐欺だと判断することが出来るのです。
その他にも、新築ワンルーム投資、FX、暗号資産等様々な投資勧誘がありますが、知らないことに決して手を出さないようにすることが大事になります。このような儲け話を我々素人に勧めるということは、相手に必ずそれ以上のメリットがないと紹介なんてするはずがないということを肝に銘じることです。
4.控除をうまく利用すること
私たちの給料は、給与から控除を引いた金額に対して、税金がかかります。よって、控除の金額が多ければ多いほど、かかる税金は安くなります。
しかし、サラリーマンには、使える控除は限られています。
その中でも是非とも活用して頂きたいのが、先ほどご紹介したiDeCo制度とふるさと納税制度です。両方とも、控除の効果を実感してもらえると思いますので、活用してみて下さい。
以上が、私がこの本を読んだ中で印象に残ったところになります。
気になられた方は是非この本を一読して頂ければと思います。
今日も御覧頂きまして、誠に有難うございました。