【渋沢栄一と「論語と算盤」📖】要約
【渋沢栄一と「論語と算盤」📖】要約
今日は、【渋沢栄一と「論語と算盤」】を読みましたので、その要約をしていきます。
まず、渋沢栄一についての説明ですが、最近の注目の話題といえば2024年に1万円札の肖像となることです。
その他に日本の資本主義の父と呼ばれ、500の会社を設立し、日本経済の礎を築いた人物になります。
そんな渋沢栄一ですが、【論語と算盤】という本を執筆されており、この本は、現代においても非常共感を得られる内容が記載されております。
本日は、その中から自分が印象に残ったところを紹介していきたいと思います。
今ある会社において、渋沢栄一が創業した会社は沢山存在しているよ!
1.逆境を乗り越える方法
逆境が人為的か自然的かを区別することが重要です。
人為的(自分がミスをしたり、間違った発言をして今の状態を生んでいる場合)
→反省して、改めること
自然的(天変地異や会社倒産など、自分のミスではない状態)
→耐えていき、自分に与えられた仕事を黙々と取り組むことで逆境力を鍛えること
2.自分の力に合わせて穴を掘ること【分を守ること】
自分の出来ることを知り、分をわきまえることが大切です。
しかし、単に小さくまとまれという意味ではなく、自分の強みを活かして、自分のスタイルで
やっていくことが大切です。
【夢を追いかけること】と【分を守る】とは正反対で、世間では【夢を追いかけること】の方
が好まれます。
しかし、一人ひとりが、それぞれのスケールや特性に合わせた働き場所を得ることが出来れば、
一人ひとりとても満足度が高い人生を送れるのではないかと思います。
3.与えられた仕事は全生命をかけてやりきること
自分の与えられた仕事を一生懸命にやらない人は、運を開けないと語られています。
与えられた仕事を全生命かけてやれば、その姿勢が評価されます。そして、次の仕事へのステッ
プを切り開いていけるようになります。
よって、自分の与えられた仕事が重いとか軽いとかいう前に、与えられた仕事を一生懸命にやる
ことが大切です。
4.知(知性・判断力)・情(人に対する思いやり)・意(やり遂げる意思)の
3つバランスがとれた状態を目指すこと
3つをバランスがとれた状態であることが重要です。
知があるだけで、情が無い人といった人の気持ちが分からず、思いやりが全くない人になったりと
いった、3つの内、一つだけが優れているだけではいけません。
5.意思は鍛えることができる
私たちは、出来ないことに焦点を当てて、自分のことを悲観しがちです。
自分の今までの行動を振り返って、出来ていることを挙げていき、そのことを評価していくことが
重要になります。
そうすることで、自分は意思が強いんだと自信を持つことが出来、新しいことも続けているように
なります。
以上が、【渋沢栄一と「論語と算盤」】を読んだ中での印象に残ったところになります。
上記以外にも非常に共感を感じることが沢山掲載されておりますので、皆さんも是非一読して頂け
ればと思います。
本日も御覧頂きまして誠に有難うございました。