読書

エッセンシャル思考を読んで!!その7

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エッセンシャル思考  著 グレッグ・マキューン氏

今日は、第13章からの概要と感想をお話しさせて頂きます。

第13章 余剰を削り、本質を取り出す
ここでは、映画の編集に例えて、仕事や生き方の編集の仕方が説明されていました。
そして、次の4つの項目に分けられて、説明がなされています。
1.削除する。
何かを決めるとき、選択肢を増やした方が安心すると沢山の人は思いますが、その逆で減らす事が重要です。編集に例えますと、あいまいでわかりにくい要素を排除して、読者が混乱しないようにすることが大事です。
2.凝縮する。
人生を凝縮するということは、結果に対する行動の比率を減らすということです。
具体的に言えば、より少ない言葉でアイデアを伝え、より少ない努力で大きな成果を出すということです。
3.修正する。
編集の仕事では、間違いを直すのも重要な役目です。
それは、人生においても同じ事であって、自分の本質的な目標を明確にした中で、きちんと目標に向かっているだろうかと振り返ってみて、間違っていたら修正していくことが大事になります。
4.抑制する。
すぐれた編集者は、作品に手を入れすぎません、何もしないことが一番いいということを知っているからです。
これは人生においても同じことでありまして、反射的に手を出すのをやめて、まずは立ち止まって、様子を見ることです。そうすることで、全体の流れがクリアになり、やるべきことが明確になっていきます。
第14章 境界を決めると自由になれる

仕事において、プライベートとの線引きは非常に難しいところであります。休日にも対応しなければならないことがあったりもします。そこで、自分自身で仕事とプライベートとの境界線を引いて、自分の領域を守ることが非常に大事ではありますが、簡単なことではないのも現実としてあります。
この本において、その境界線について、エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考ではどのように考えかについて、つぎのような説明がなされています。

エッセンシャル思考
・境界線を引くことで本当の力が発揮できる。
・境界線は自由を生む
・ノーと言わなくても済むようにあらかじめルールを設定する
非エッセンシャル思考
・境界線は自分の力を制限するものだ
・境界線は窮屈なものだ
・毎回ノーを言うのに苦労する

非エッセンシャル思考の人は、境界線を引くのがあまり好きではなく、むしろない方が仕事がはかどると考えてます。そして、自分には限界なんてなく、何でもこなすと考えてしまい、結果として何一つまともに完成させられないことになります。
一方、エッセンシャル思考の人は、境界線を上手に利用し、線を引くことで自分の時間を守り、他人からの余計な干渉を防いでいます。そうすることで、仕事に対して高いパフォーマンス
を表現できるようになります。

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