エッセンシャル思考を読んで!!その8
エッセンシャル思考 著 グレッグ・マキューン氏
今日は、第15章からの概要と感想をお話しさせて頂きます。
自分たちは、ある目標に向かっていくときに計画を立てて、それに従って、行動を起こしてい
きます。
そして、その計画を実行していく中で、思わる落とし穴や予期しないことが起きるのは通常です。
しかし、このような予期しないことが起きるということを過去に経験していながら、また別の
計画に従って行動を起こすときに不測の事態を計画に織り込まずに進めていってしまいます。
ある事を実行するときの不足の事態に対する考え方について、エッセンシャル思考と非エッセ
ンシャル思考では次の違いがあります。
・最悪の事態を想定する。
・準備と計画に全力を注ぐ。
・最善のケースを想定する。
・土壇場にならないと頑張らない。
非エッセンシャル思考の人は、条件に恵まれたケースを前提として予定を立て、希望的観測に
従って、物事を進めていきます。
しかし、物事は決して思うようには進まず、結局思ったような結果を出せずに終わってしまい
ます。
エッセンシャル思考の人は、予測不可能な事態は当然に起きるものだと知っているので、あた
かじめ起こる不足の事態を想定して予定を立てます。
この本において、予定を立てるときに不測の事態に対する対処方法が紹介されていましたので、
説明させて頂きます。
例えば、ある計画を立てる中で、それを行うための時間を見積もる中で、つねに1.5倍に増
やして締め切りを設定していくことです。
例えば、仕事の話し合いに1時間かかるとおもったら、一時間半の枠をとっておく。息子を習
い事に送っていくのに10分かかると思うなら、15分前には家を出ていくようにする。この
ようにしておくことで、あせることもないし、余った時間がごほうびのように感じられます。
上記の時間の見積は、頭では思いながらも実際は簡単には行動には移せないと思います。
日常生活では、自分は出来ると過信してしまい、見積をギリギリで設けていたりして、結局時
間に追われたことを自分も数えだしたらキリがありません。
日々の生活や仕事において、妨げになっていうことがあると思います。
多くの人が、場当たり的に問題に対処し、その場しのぎの応急措置をするだけの対処だけになっています。しかし、実際は本質的な妨げは何も取り除かれてなく、状況は悪くなる一方になります。
そこで重要なこととしては、目の前の症状だけに惑わされずに、どこが本当の問題なのかを見極めていかなくてはなりません。本当の障害を取り除くことで、仕事や生活は改善し、より良く充実した環境が送れるようになるということです。