エッセンシャル思考 著 グレッグ・マキューン氏
今日は、第17章から、読んでの感想及び概要をご説明させて頂きます。
第17章 小さな一歩を積み重ねる。
目標に向かって進むときに、多くの人は一度に何でも頑張ろうとしてしまい、結局途中で挫
折してしまい、何も残らないことがよくあります。
そうならないために、やるべきこととして、最初から何でもいっぺんにやろうとせず、小さ
く始めていくことが重要です。
そして、目標に向かっていく中で、次のような方法が説明されていました。
1.「早く小さく」始める。
自分たちの多くは、「遅く大きく」やりがちです。「遅く大きく」とは最後の最後ですべてをやろうとすることです。例えば、締切間近に本気を出して、徹夜で仕上げるといった感じです。
「早く小さく」ということは、出来るだけ早い時期に着手し、少しの時間でもいいので準備を進めていくことが重要です。
例えば、2週間前から10分間の準備をするだけで、締切前の負担が格段に軽くなります。
2.進歩を目に見える形にする。
小さく始めたことについて、その日々の進歩を評価することが重要です。
自分たちが、小学生の時に頑張ったごほうびとしてシートにシールを貼られることが嬉しくて、次も頑張ろうとしていたのを思い出していただけると思います。
このように、自分自身の日々の成長を評価し、目標が達成を目に見えるようにすることで、目標達成までの道のりは楽しいものとなり、より満足感を得られていくことができます。
第18章 ~本質的な行動を無意識化する~
習慣づけることは、妨害に打ち克つための最強の武器になります。
習慣がなければ、数知れぬ誘惑に勝つことは難しいです。しかし、本質的な目標に向かう行
動を習慣づけてしまうことで、無意識のうちに目標が達成でき、いちいち難しい判断をする
必要はなく、誘惑から目をそむけるためにエネルギーを使う必要もない。
しかし、日常の生活において、習慣づけることは非常に困難なことが多いです。
この本において、習慣づけるための方法が紹介されていましたので、説明させて頂きます。
ある行動を自動的に呼び起こすきっかけを見つけて、別の有益な行動と結びつけること。
例えば、仕事帰りのコンビニを見つけたら、ケーキとジュースを買うのことが習慣になっていたら、コンビニを見つけたら、野菜ジュースを買うようにすればよいです。最初はかなり抵抗があると思いますが、やり続けていれば、脳にだんだん定着していき、やがて新しい行動が習慣化していき、無意識のうちに新しい行動が当然になっていきます。
自分自身も直したいけれど、習慣づいてしまっていることが沢山あります。このことを変え
ようと努力をしようとするけれども、昔から習慣づいてしまっていることを変えることは非
常に ストレスが伴います。習慣づいてしまっている行動をおこすきっかけに注目して、そ
れを別の有益な行動と結び付けていくことを心がけていくようにしたいと感じました。
今日も、御覧頂きまして、誠に有難うございました。
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